トレラン救命法「FAMR」山の救急車FAMRとは、トレイルランナーの機動力で救命の連鎖を繋ぎ、トレラン大会や山岳地域での救命率の向上を目的に作られた救命法です。もしも、機動力のあるトレイルランナーが携帯圏外から移動し適切な通報ができたら?近くの山小屋から応急手当の道具をいち早く搬送出来たら?1分1秒でも早く救命の連鎖を繋ぎ、救命処置を開始出来たら?救える命も増えます。そのために必要な知識・技術・体力を1日で学ぶのがFAMRです。内容は極めて実践的であり、救急法の基礎、傷病者評価、怪我の対応、固定、低体温症、熱中症、低血糖、病気などトレイルランニング大会で実際に起きた問題などを実技と座学で学んでいきます。" 救える命を救うために "-- 予防・通報・処置・搬送が実施できれば助かる命は増えます今回も約30名の参加者があつまりました。人命救助の基礎を学んでいきます。午前中は緊急通報及び救急法に必要な基礎知識先ずは119通報に必要な知識について学んでいきます。人命救助は場所の聴取から始まります。都市と違い、山では正確に場所を通報しなければ助けが遅れ低体温症で亡くなります。救助に行くまでに時間がかかる場合は、迅速的確に位置情報を伝えることで救命率も上がります。そして、救急法を行う上で必要な法律や安全管理の基礎知識を学びます。その後、待ちに待った傷病者評価の実技になります。意識があるか?ないか?脈拍は?呼吸は?傷病者を適切に評価するための観察方法を実技で学びます。FAMRにしかないトレラン実習トレイルランナーの機動力を活かして作られているFAMRはトレランができないと成り立たないため、奥宮俊祐さんによる2kmのトレラン実習が行われます。走れることはもちろん、怪我をしないように、効率よく走ることを学んでいきます。救助を行う者がケガをして二重遭難を起こさないようにすることは必要不可欠です。午後は緊急搬送、止血、固定、環境による問題など午後の課題も満載です。眠くならないように、座学と実技が行われていきます。救命処置、緊急搬送、止血・洗浄、固定、低体温などの環境因子、病気など。FTRの大会の救護統計をもとに実際に発生した傷病を学んでいきます。腕の骨折にあなたは対応できますか?そして夜間救助シミュレーション最後に行われるのが夜間走中の事故を想定した夜間シミュレーションです。暗闇というだけでできていたこともできなくなり、ストレスも大いに増えます。無線を使い、GPSで位置情報を把握し、観察から応急手当、待機or移動の判断までをおこないます。倒れているランナーがいたら、あなたならどうしますか?トレラン大会や山岳域でトレイルランナーが迅速的確に救命の連鎖をつなぐことで助かる命は増えます。そのためには適切な知識・技術・体力を身につける必要があります。そのすべてを学べるのがFAMRです。現場に居合わせたバイスタンダーで終わることなく、ファーストレスポンダーとして救える命を救いませんか?「救える命を救うために」全国のトレイルランナーが山の救急車となり、トレラン大会や山岳域で救命率を向上できるように一緒に学びましょう!