八ヶ岳東側を代表する2ルート「お客様から〇〇にいると電話がきても歩いたことがないのでイメージがわかない。自分の足で歩いてみたい」山小屋スタッフの方からの依頼がありました。素晴らしいですね。山小屋へのルートや遭難時の問い合わせはよくあることです。ルートを知っていれば引き返す指示や、正規ルートへの案内も行えます。電話でも遭難予防が実施できれば遭難を減らすこともできます。依頼があったのは真教寺尾根と県界尾根。八ヶ岳東側から赤岳に登るルートで長くゆっくりと標高を上げていき、どちらも最後は鎖場や急登になります。その地形から冬は雪が積もりラッセルがリスクとなります。今回はマウンテンレスポンダー(レスキューサポート)で残雪期に同行しました。往路:真教寺尾根美しの森駐車場に車を止めて登ります。展望台に上がりまっすぐとスキー場脇の尾根を上がっていきます。牛首山を過ぎると徐々に斜面は急登になっていきます。森林限界を超えると岩場となり、鎖場などが現れます。この日は腐った雪に苦戦し、真教寺尾根を抜けるのに6時間かかりました。雪があるシーズンは西側に比べれば登山者は少ないので、時間には余裕を持ってください。牛首山まで4時間ほどかかっている場合は引き返すことを考えましょう。ルートの途中で富士山が見えます。復路:県界尾根県界尾根は赤岳頂上山荘の脇から下りますが、雪があるときはこの下りが核心になります。ルートは真っすぐではなく、右に右に降りていき、途中で斜面を右にトラバースして尾根に沿って降りていきます。1時間ほど急登を降りれば岩場が現れます。そこが核心の鎖場です。鎖場を降りた後も右におり、尾根に乗ったら尾根を真っすぐにおります。トレースがなく、目印が埋もれて解らなくなるとルートファインディングが難しくなるので、GPSなどをよく確認しながら降りてください。尾根に乗れば徐々になだらかになり、アップダウンの無い尾根を歩けていれば正解です。後は分岐で向かう方向を間違えないようにするだけ。美しの森に向かって下山してください。最後は舗装道路を歩いて美しの森駐車場に向かいます。心が癒される尾根歩き西側から多くの方が登り、最は沢を歩いていき、行者小屋から急登の林道と岩場を越えるのが赤岳のイメージです。それとは違い、静かな尾根をゆっくりと標高を上げていき、森の変化などを楽しめるのが東側の尾根です。森林浴を行いながら登山を楽しんでみませんか?岩場から見た真教寺尾根、奥が牛首山マウンテンレスポンダーは、救急救助のプロが個人山行にレスキューサポートで同行するサービスです。お客様のテント泊にも同行しますし、私がテント泊で同行することもします。個人山行のをどう行うか?そのお手伝いをするのがマウンテンレスポンダーです。一歩上の登山に挑戦したい方はお気軽にお問い合わせください。