新年度に備えた実践講習飛騨の森ガイド協会では、毎年3月に新年度のガイド業務の安全管理と応急手当技術の確認及び向上を目的に実践講習を実施しています。団体で毎年救急法の依頼を頂けると、毎年参加する参加者のスキルが上がっていき、内容もより実践的な内容を指導できるようになります。飛騨の森ガイド協会の皆さんとの講習も6年目。今回は搬送まで行う実践シミュレーションを行いました。"救える命を救うために "--どんな時も気道確保、保温、止血、固定の処置を座学と実技で学ぶ午前中は復習を兼ねて救急法の基礎、法律、評価、救命処置、怪我の対応を座学中心に実施しました。救命処置は主に心肺蘇生法。ガイドに必要なスキルとして、心肺蘇生法は欠かせません。的確に実施できることはもちろん、他のお客様などに手伝ってもらうことを考えれば説明できなければいけません。怪我の項目では午後のシミュレーションに備えて固定法を実施しました。持っている物を使って的確な固定ができれば傷病者の痛みの軽減と安全な下山につなぐことができます。午後はシミュレーション訓練実際の山岳救助の事案をガイド登山中に起きたと想定して行います。メインガイド役を決めてスタートです。現場に着いたら傷病を評価し、必要な応急手当を実施して、救助隊が来るまで現場で待機か、安全な場所まで搬送するかの決定を行います。搬送は参加者全員で行いますが、搬送中に落とすなどして更なるダメージを与えればそれは搬送者の過失です。安全に確実な方法で実施します。救える命を救うためにガイドが傷病者に対して適切な処置などの対応ができれば山での救命率は上がります。それは難しいことではなく、酸素を吸えるようにし、体温を維持し、搬送隊が来たら直ぐに搬送できるようにしておくことです。それが、気道確保・保温・止血・固定です。そして、安全に搬送ができることで危機からのリスクを減らしたり、救助を実施できます。救急法を学び、リスクを知り、起こさない予防に力を入れることがガイドに必要なことです。一人でも多くの命を救うために一緒に救急法を学びましょう。ご依頼をお待ちしています!