夏沢アイスギャラリー八ヶ岳を代表するアイスクライミングフィールドの夏沢アイスギャラリー。夏沢鉱泉から徒歩30分ほどで行ける沢にG1、G2、G3、G4のアイスクライミングフィールドがあります。今回はFunTrails救護チームの定期訓練でG4へ。G4は高さ20mほどのバーティカル(垂直)な部分もある氷壁です。幅は10m程なので、3~4線張ることも可能です。グレードはⅣ級G3は7m程で最初にアイスクライミングを経験するのは最適なフィールドで、G4は一歩上の氷を登りたい方にお勧めです。グレード、長さ共に丁度良く、F3まで登ればマルチピッチの練習にもなります。最も登られているのがF1です。多くのクライマーが登り、氷は階段状で穴も多く、さらに、今年は暖かさなどで氷の発達も良くなく、氷は薄く水の流れもわかるほどでした。リードは慎重にひっかけなどを使用しながら登る技術が必要です。トップロープを設定して3線張って訓練を行いました。日帰りで楽しめるアイスクライミング長いルートなので途中で休憩しながら登ります。休憩する際はビレイヤーの仮固定訓練になってちょうど良いです。10名ほどでも十分に楽しめるのがG4です。1日中遊べますが、車をどこまで入れられるかで決まります。桜平上まで入ることができれば1日遊べますが、桜平下に止めることになれば半日くらいになってしまいます。とはいえ、林道は急斜面もありとても危ないのでチェーンは必須。雪道の運転が慣れていない方は入ることはお勧めできないので山の神の分岐に止めていくようにしてください。遭難事故が多いアイスクライミングアイスクライミングはスリルと挑戦が入り混じる達成感のあるアクティビティーですが事故も多く発生しています。温暖化の影響もあり、氷の状況が悪かったり、積雪が無く落ちて氷にたたきつけられるなどの大けがも発生しています。寒い環境で出血を伴えば低体温症のリスクは高まります。救助に入る我々にも低体温症などの様々なリスクがあります。折角来たから行こうの気持ちはわかりますが、しっかり気温などを数日前から確認してください。また、氷瀑だけでなく落下地点の状況なども踏まえて安全にアイスクライミングを楽しんでください。