林業の現場で行う救命は登山と同じ昨年に引き続き、株式会社東京チェンソーズ様からご依頼を頂き、野外安全講習を実施しました。今年は実技メインでの講習とし、実際に作業を行う現場で実際に発生しそうな傷病のシミュレーションを行いました。草刈り中にケガ人が発生!植林地域の草刈り中に草刈り機によるケガ人が発生した想定で実施。会社への連絡から救助機関への通報、傷の洗浄と止血の応急手当、救助隊が来るまでの保温などについて何をするべきかを確認しながら実施します。怪我の部位によって自力歩行で病院に行くのか、救助隊の搬送が必要なのかを判断します。メイクで模擬の創傷を作りリアリティーを出します。蜂刺されによるアナフィラキシー?林業のリスクとして蜂刺されがあります。多くの林業者は蜂刺されによるアナフィラキシーショックによる心停止を防ぐためにエピペンを導入しているケースがあります。しかし、アナフィラキシーの症状が解らないと、いつ打つのか?が解らずためらいが生まれます。症状や発生機序を理解して対応する必要があります。また、薬の効果時間なども把握して行動をすることが重要となります。熱中症でなぜ寒気を訴える?真夏の草刈りは熱中症のリスクを高めます。汗をかき、体温が上がることで人は熱中症になります。熱中症が進行すると寒気を訴える傷病者が出てきます。「寒い」と聞くと一般の方は低体温症を連想してしまう場合があります。そうなると的確な処置ができなくなります。なぜ寒気を訴えるのかを事前座学で勉強するので落とし込みやすくなります。そして仕上げは搬送までの総合シミュレーション山岳救助でも同様ですが、安全に搬送ができれば救命率は上がります。また、無駄な救助搬送を防げることで本来必要な方に救急車をまわせるようになり都市の救命率も上がります。使う道具は自分たちが選んだ道具ですが、使ったことが無ければ、どんなルートをどれくらいの時間でいけるのかも分かりません。1度実施すれば場所や時間のイメージもつきます。今回は30分ほどの搬送を実施しました。予防、通報、応急手当、搬送と学ぶことが重要仲間を助けるためには知識、技術、体力が必要です。これらを継続的に高める事で助けられる確率が上がります。また、救急法を学ぶことで危険に対する予防ができるようになります。そして自分たちで安全に搬送ができることで救命率も上がります。野外救命講習は事業やフィールドに合わせて内容をカスタムメイドでお作りします。お気軽にご相談ください。